「お金と健康、どっちが大事?」

 

FBで友達になっている人が問いかけていて、ほとんどの人が「健康」と答えるなか、「お金」と答える人も少数いました。

先日どこかで読んだものに
「人は食べるために生きるのではなく、生きるために食べるのだ」というようなことが書いてあったのですが、同様に、
「稼ぐために生きるのではなく、生きるために稼ぐ」のであろうか、なんてことを考えました。

 

現代社会で生きていくために、日々、「お金」が必要になります。
そして、どうやら、現代社会ではマジメに一生懸命働けばお金が得られるかというと案外そうではなくて、ビットコインのような投資で一攫千金的に大金持ちになるほうが「金持ち」への道なのかもしれませんし、不動産やらネットビジネスやら、「自分が働く」ことをしない人たちのほうが圧倒的に金持ちであるように思えます。

 

(たぶんややお金持ちの)友人が「大金持ちの人たちと行った別荘でのパーティー」写真を見せてもらったことがあります。
だだっ広い別荘はとてもセンスがよくて、地下の駐車場はターンテーブルがあって、スーパーカーが何台も駐車できるようになっているそうです。
食事はシェフがきて、素材にこだわった食事でもてなされたようです。
写真に写っている男性たちはみんな石田純一みたいで、そばにいる女性たちはスタイルがよくてロングヘアで、キャッツアイみたいな女性ばかりで、ちょっと笑ってしまいました。

「お金持ちの男性と付き合っている女性は経済力があるから、美と健康にもお金を使っているんだよね」ということです。

 

しかし、その(ややお金持ちらしい)友人は「もうそこには行かないつもり」と言っていました。

みんなとても上品で、気持ちのよい人たちばかりで、決して金持ちをひけらかしているわけではないけれど・・・

「でも、何千万もする車を何台も買ったり、高級な宝石を買うとか、自分たちが散財するお金を、社員や困っている人に使おうって思わないんだろうか」と、その(ややお金持ちかもしれない)友人が言うわけです。

 

「でも、そういう車や宝飾品や伝統工芸や、そういうものを作っている人にとっては、散財してくれるはありがたいんじゃないの?」と答えたのですが、リッチな人たちがどんなものにであれお金を使うことは決して悪いことではないと思います。

ビル・ゲイツも、確かAIDSとか医療方面に投資していると思いますが、金儲けであってもなんでも、それが最終的に世のなかのためになることはいいことでしょう。

 

しかし。

 

お金があれば、少しばかり美貌や健康を若々しく維持することはできるかもしれないし、病気になっても高度なケアが期待できるかもしれないけれど、でも、必ず死ぬことはまぬがれないわけです。

お金があれば、死ぬまでもラグジュアリーに過ごせるのかもしれませんが、もしかして、お金がなくてもそれなりに死ぬことはできるのではないかと思うのですが、どうでしょうか。

 

「健康であればいくらでも稼ぐことができる」と回答した人がいましたが、私もその考えには賛成です。「いくらでも」稼げるかどうかはわかりませんが、生きていけるくらいの稼ぎをなんとかできるほどの健康があればありがたいと思います。

 

さて、あなたは「健康」と「お金」はどちらが大切だと思いますか?


お金があれば健康も買えると思いますか? 余生は幸せになると思いますか?