遅ればせながら、8月28日の「リーダース勉強会」のご報告。

最初は、電脳商会の西澤利治さんによる「ビジネスに役立つヲタク文化」(タイトルが違うかもしれませんが、ご容赦ください)

アニメやゲームについてはもちろんのこと、アキバもヲタクも縁がなく、関心もあまりない私。
でも、関心がないからこそ、エッセンスを知りたいと思って、スピーカーをお願いしました。
結果、大成功。
ヲタク・ビジネスがどのように展開されているか。
また、ヲタな人たちの性善説的人間信頼関係によるオープンソース・ビジネス手法などなど、
「なるほど~」と、目からウロコな話がたくさんありました。

つまり、ヲタな人たちは「好きなものは好き」というスタンスがはっきりしていて、
自分たちの世界を発信していくツールを手にした若者たちによって、新しいキャラクターや音楽などがどんどん広がって、世界を作っているということ。

権利が、とか、利益が、とか言っているオトナには入っていけない相互理解な世界がある一方、
ゲームアニメの登場人物にすでにスポンサーがついるような新たなビジネスモデルなどの紹介もありました。

ああ、やっぱり、ヲタクってすごい・・・


2番めのスピーカーは、日本酪農乳業協会のMさん(あえて名前を伏せておきます)

牛乳・酪農の現状をご説明いただきましたが、「学校給食がない6月は牛乳消費が落ちる=つまり、牛乳は学校で飲むことが多い」なんて、「へーっ」と思う話。

ところで「牛乳を飲むな」という意見と、「牛乳を飲め」という意見があるのですが、
なんでそうなるのでしょう?という質問を投げかけてみました。

牛乳に限らず、「●●をするな」(あるいは●●をしろ)という意見が出るときは、たいてい、なんらかの利権が絡む場合が多く、利権(や権利)を侵害される人たちが反対論争を巻き起こすこともあるのだとか。
「牛乳を飲むな」と言っている人たちについては、科学的な論文などの根拠が薄いということも、判断の基準のひとつになるのでは? とのこと。

また、牛乳は飲まれるようになってから800年くらいたっているそうで、「本当に身体に悪い」ものであれば、800年のうちに淘汰されているのでは? という考え方もあるのでは? という話も納得。

これらはどちらかというと本流の話ではなくて、最後のヨタ話でありましたが、
そういう話ばかりが記憶に残りますね。

そして、3番目は、カロリーウォークプラスという靴を開発したムーンスターのIさん。

ムーンスターこと月星シューズは、なんと創業140年の歴史がある靴やさんなんですって。
そういえば、学校の上履きといえば、月星でしたよね。
その歴史のなかで、イノベーションを起こすって、どのくらい大変かっていう話は、聴衆のみんながわくわくして聞いていたように思います。

また、「ふだん履いているパンプスでウォーキング効果がある」っていうコンセプトも、
ありそうでなかったから、すごく魅力的。

お試し履きをしたら、みんな、欲しくなっちゃいました。

今回の「お土産」は、ムーンスターさんのシューズクリップ。

嬉しいお土産つきの勉強会は「リーダス勉強会」だけ、かも?

次回は9月24日です。