私のブログにコメントくださった「ITおやじ 」さんのブログを訪問。

(ご訪問感謝)

2月18日のブログは、トリンプ社長の講演の話題。

トリンプは「てっていてきにパクる」ことで成長した、という話。

(詳しくは「ITおやじ」さんのブログを読んでね)


トリンプの手法は、

もともとは資生堂の経営戦略で、

社員を徹底的に仕事に集中させるという話なんだけれど、

なんとまあ、ご苦労様なことです。

そこまでやらなくちゃ、社員は言うこと聞かないものなのか。

「管理社会」の悪しき慣習なのか、

それとも、

ニート世代にもこうしたスパルタ管理がよいのか。


ところで、

私は長らく編集の仕事をしてきて、

編集もまた「模倣」とりデザインやリエディットが重要であったりする。

でも、

堂々と、

大衆のまえで、

「パクり」を誇示するっていうセンスもどうなんでしょうねえ。


なんとなく、

高度成長時代になりふりかまわず成長戦略を描かざるを得なかった

おじさまたちの生き様なのかなあと

思わずにはいられません。


パクりでもいいですけれどね。


社長にそんなこと言われて、

社内のデザイナーとか、働いている人たちは、

自社にプライド持てますかしらね?


これからの時代は、

社員を無理やり奴隷的に働かして儲けるというような、

モーレツ時代の発想はナンセンスで、

小さくても有意義なことを積み上げていく、

というほうがステキなんじゃないかと、

これは個人的な考え方ですけど。


なんだか、

「ITおやじ」さんのブログを読んで、

トリンプも資生堂も、

社員さんが気の毒になりました。