鎌倉の里山も春めいてきて、ふきのとうがたくさん出ています。
ふきのとうが出てくると「春が来たな」と感じる人も多いと思います。
ふきのとうといえば天ぷらが定番。
私はつぼみや花も好きで、バカの一つ覚えのように、まずは天ぷらにします。

ところで、毎年食べているふきのとうですが、
当たり前のように食べているにもかかわらず、注意点があります。
農林水産省のホームページによると、
ふきやふきのとうには天然の毒が含まれているとのこと。
天然毒素とは細菌性と違い、植物自体が持っている毒です。
ふきのとうにはピロリジジンアルカロイド類が含まれており、
ペタシテニン、ネオペタシテニン、センキルキンの3種類がほとんど。
ピロリジジンアルカロイド(PAs)は、キク科、ムラサキ科、マメ科など約6,000種の植物(植物の約3%)が生成する天然の有害物質で、肝毒性や発がん性があり、フキ、ツワブキ、コンフリーなどの山菜やハーブティー、蜂蜜に含まれる場合があります。
ふきのとうはふきよりも含有量が多いというデータがあります。
「天ぷらにするから大丈夫」と思っていたら、それは大間違い。
ピロリジジンアルカロイドは熱に強くて、天ぷらでは減少しないのだそうです。
弱点は水。
大量の熱湯で茹でてから水に晒せば大丈夫。
でもね。
やってみましたが、
それはそれでおひたしとかジェノベーゼ風とかによいのですが、
天ぷらは採りたてのほうが美味しいように思います。
しかし、朗報。
これまで健康被害となった方はいないというハッピーな情報があります。
理由は不明ですが、
そもそも日本人は食べなれているということもあるのかも。
ポイントとしては
大量に食べない
毎日食べ続けない
ふきのとう、どんなに美味しくてもそんなにたくさんは食べれませんよね。
よって、通常食べてゐる範囲では過度に心配する必要はなさそうです。
アク抜きをして適量に食べることで薬効も期待できます。
春の苦み成分(ポリフェノールやアルカロイド)は肝機能を強化し、
新陳代謝を促進して冬の老廃物を排出するデトックス効果が期待できます。
また、特有の香り成分フキノリドが胃腸の働きを整え、
カリウムがむくみや高血圧を予防。抗酸化作用のあるビタミンEも豊富です。

