昨日は半年に一度の社員総会でした。
誰よりも頑張り、重圧をはねのけて、
大きな結果を残したチームやメンバーを
表彰できたのは本当に嬉しかったです。
また、総会が終わった後、
社員のブログやFacebookを眺めていると、
他人の受賞をとても喜んでいて、
自分や自分のプロジェクトも、次こそは
と書いている人が多くて、
組織全体の熱量も一気に上がった気が
して、それも嬉しかったです。
社員総会は創業間もないころから続けて
いますが、実は毎年すごく進化しています。
最初は私の前職インテリジェンスの
見よう見まねで始めたのですが、
回を追うごとにサイバーエージェントらしく、
内容を考え抜き、工夫と改善を重ねてきました。
演出に凝って、表彰のやり方を変えて、
映像を創りこみ、特に音楽は厳しく選び、
その他、細部の細部にまでこだわっています。
映像ひとつとっても、何気ない普段の
仕事風景をかなりの時間密着して
撮影していなければ、創れないような
絵が使われています。
全ては、
・自分も壇上に立ちたいと思えること
・受賞者を讃えたいと思えること
・しらけないこと
を目的として授賞式の内容や演出に
力を入れているのです。
４年に一度のオリンピック、
春と夏の高校野球、
その年を代表する作品を選ぶアカデミー賞
など、例を挙げればきりがないですが、
授賞式の確立に成功すれば、
それを目指す人たち全体のレベルを
著しく引き上げられます。
サイバーエージェントの社員総会の
授賞式はそれなりに費用も掛かって
いますが、もし、これによって伸びている
業績の数値から逆算すれば、
費用対効果はとても素晴らしいものに
なっていると思います。
ビジネスマンは、大会などもなく、
シーズンオフなどのメリハリもつけにくい
仕事です。
だからこそ、こういった授賞式の確立に
力を入れるのは理に適っているのでは
ないでしょうか。
この下半期のスローガンは”熱狂”にしました。
これは来週発売の「起業家」の中で、私が
一番伝えたかった言葉です。
スローガンとしても使いやすかったようで、
昨日の発表以降、あっという間に社内に
浸透していってる手ごたえを感じています。
迷ったけど「鼻息ラーアー※」にしなくてよかったです。。
※社内で最近流行ってる言葉で、若手の
やる気を表しています。