以前、早朝に自分で車を運転し、
ゴルフへ向かうその途中のことです。
。。。。。
麻布十番付近の見通しが良い
普通の道路を走っていたら、突然、
笑顔の若い女性が笑いながら
飛び出してきて、そのまま私の
車の前を横切っていきました。
「危ないっ!」
と思わず急ブレーキを踏んだのですが、
その女性はそれにも気づいて
なかったのか、目をつぶって微笑んで
いるようにさえ見えました。
きっと何か幸せなことがあったのでしょう。
人生がうまくいっていて、世の中みんな
良い人ばかりだと思っていたのかも
知れません。
しかし、それで車に轢かれてしまったら
一貫の終わりです。
運転している人が運転に集中していない
可能性もあるのです。
何が言いたいかというと、この話を
用いて、うまくいってるからといって
警戒心を緩めるなと、ある部署の
社員に注意を促したのですが、
「幸せと警戒心はトレードオフ。
人はうまくいっている時に致命的な
ミスを犯しやすい」
という例え話でした。