昨日、CNETに私のインタビュー記事が掲載

されました。

渋谷ではたらく社長のアメブロ
実行段階に入ったAmebaの「デカグラフ」構想--スマホに集中する藤田氏の勝算



昨年の夏の山籠もり で決めた戦略が、

ようやく明るみになりました。

当社としては非常に珍しいことなのですが、

「デカグラフ」構想は秘密裡に準備を

進めてきたものです。

スマホの新しい市場では、相対的に

一番最初に出すことや差別化することが

とても大事だから、情報が漏れるとさすが

に困るからです。

しかし、当社はいつもはこのように記事
になったり、私がブログに書いたりする

ことで、新しい取り組みを説明していたの

で、秘密裡に進めていただけに、

社内の意思統一が図りにくく、混乱を

招いたりして皆に迷惑もかけました。

ようやく発表できる段階に入って、

そういう意味では少しほっとしたような

気がしています。

社内外にあった疑問にお答えできる

ようになりました。

CNETの記事を読んでいただくと大体は

分かりますが、



Q.なぜ今更SNSを始めるのか?

A.SNSを始めるというつもりはありません。

様々なコミュニティやゲームの基盤となる

共通プラットフォームの構成をSNS的に
創っています。

Q.デカグラフというのはなんなのか?

A.これから出る様々なコミュニティや

ゲームをミニグラフ、それを包括する

基盤のことをデカグラフと呼んでいます。


Q.なぜネイティブでなくブラウザベースか

A.サービス間の回遊性、日々の更新
など運用面を重視しています。収益規模
としてもブラウザのほうが大きいです。

Q.先行する他社に勝てないのではないか

A.アメーバでは、スマホ向けに考え

抜いたUI、多種多様で大量なコミュニティ
を突破口にしていきたいと考えています。

6月にオープン化しますが、当初は自力で

SAP事業者に魅力的に映るプラットフォーム

になるまで拡大させていくつもりです。
初期段階でご参画頂いたSAP企業様

にはその恩に報いるように努力します。



など、社内さえも混乱していたメッセージ

これからはブログやメディアを通じて、

積極的に発信していきたいと思います。


記事の文中にもありますが、私は

1か月のスケジュールの9割を

プロデューサー業に費やしています。

この半年は狂ったようにコミュニティを

手がけてきましたが、

今後はゲームの製作、運用に割く時間

の比率を高めていくつもりです。

また、5月からは、1か月のスケジュール

9割以上をエンジニア、クリエイターと

直接合う時間に変えました

技術のサイバーエージェントを創るべく、

自分が更に踏み込んでいきます。


※「デカグラフ」構想については、明日の

決算説明会でも私からご説明いたします。