Ameba版あした会議に続いて、今週末は

「ネット総合事業本部版あした会議」の

予定でしたが、同様の企画が続いている
こともあり、あした会議の代わりにまた
新たな手法を試してみることにしました。

題して「詰め切りセンター試験」です。

先日のじぎょつくもそうなのですが、

事業プランコンテストから出てくる

アイデアは、分野や視点は良いのだけど、

肝心なところが詰め切れていないものが

多いです。
そもそも分野が有望であったり、

視点が面白いからプレゼンしてもらって
いるのに、分野や視点などの抽象的な
話に終始し、一番肝心な部分の具体的な

話が詰まってないことが多いのです。

「やる意義」を提案したくなる気持ちも

分かるのですが、同じ会社の仲間ですから

私としても「できるならやりたいよ!」

という同じ気持ちで一杯です。しかし、

抽象的な話なら夢のあるイメージを
いくらでも膨らますことができますが、
具体的に落とし込むと現実は厳しいのです。
そして、その厳しさの種類は実にバラエティ

に富んでいて一概には説明不可能です。

それでも実施可能なレベルに持っていく、

ラストワンマイルを詰め切る作業は、

ゼロから事業を考えるのとはまた違う

仕事だと考えてます。

じぎょつくのような有望な分野を見つける
仕組みと、詰め切る仕組みが両方機能
したらベストだと思います。


「詰め切りセンター試験」では、

あした会議同様、10チームに分かれて

事前にお配りした問題用紙を解いてもらいます。
私が事前に用意した、有望な分野だったり、

面白い視点で当社で事業化したいんだけど、
まだ実現可能なレベルに至っていない
抽象的な14案を出題し、具体的な案を

UIで回答してもらい、それを100点満点で
配点してあります。
(ほとんどが先日のじぎょつくから拾いました)

各テーブルで、チームで事前に準備して
きてもらった
回答を聞きながら、私も一緒に
ブラッシュアップに
参加し、実行を決断できる
レベルになったら
○、それ以外は×で、
100点満点で順位を
競っていただきます。

それをまた箱根の施設に集まって頂いた

皆さまと1泊2日で実施するという。
なんだか我々ライヤーゲームを主催する

謎の組織みたいになってきました。。

詰め切りはゼロから考え出すのとは

また違ったハードさがありますが、

画期的な解決策は、意外と追い込まれた

短い時間に思いつくものです。

この「詰め切りセンター試験」、受験戦争を
勝ち抜いた高学歴なメンバーは分かり易く
燃えてくれてます。

この週末の新しい試み、とても楽しみです。