もう3週間前ですが、ブログに書いた
ミスマッチ制度が意外なほど反響が
あり、ヤフトピにまで
載りました。
かなり厳しい会社として実際より話題
がひとり歩きした感もありましたが、
従前より、当社は社内に手厚く、
若い人たちが楽しそうにやっている
イメージがあるのではと思ってたので、
ちょうど良いだろうとほっておきました。
発表した当日も、退職金導入と決算賞与、
過渡競争から解放されるC職導入と
同時に発表したのでちょうどメリハリが
効いて良かったと思います。
ただ、これから入社を検討している
人に安心してもらうために、もう少し
制度の考え方をここに書いておきます。
まず、前回のブログ
をよく読むと
書いてあるのですが、
D評価を2回受けてもクビになる訳
ではありません。
→部署異動または退職勧奨です
また、全体の5%をクビにしていけば
かなり早いタイミングで全員いなくなる
というご意見を頂いたのですが、
そのご指摘は計算上もその通りです。
実際には、
最初の数回は5%を守りますが、
そのうちD評価を出すべき人が
かなり減っていくと思います。
また、緊張感が出てさぼってた人が
働き始めれば、もうそれで十分
この制度の役割を果たしています。
5%に拘らず、極端に言えばゼロに
なっても構いません。
また、数々のご意見を頂いた中で、
360度評価を導入するべきというのは
納得感があったので方法を考えたいと
思います。
評価を担当するマネジメント層も
同様に評価制度を受け入れるべき
です。
日本の大企業は上に行けばいくほど
働かない人が増える傾向があります。
出世までは頑張っても、昇進すると
セーフティーゾーンの既得権になり易く、
降格や減給は制度上難しいからです。
当社の役員は2年毎に2人が入れ替わる
CA8を導入してから、驚くほど皆の
働きが良くなったと実感しています。
どの階層においても、多少の緊張感を
作り出すことは、組織の健全さを保つ
上で大事なことだと思います。
それとは違う意味ですが、前回のブログ
に書いた、「価値観や文化が合わない人
はできるだけ若いうちに転職したほうが良い」
は個人的にも本音でそう思っています。
私がもし友人だったら、自分らしさを
殺して働くくらいなら、転職を勧めるでしょう。
この新しい制度の運用はしっかりやりたい
と思います。