現在の当社のIR 活動は毎年のように
IR関連の賞を受賞していますが、
2000年に上場してから数年は
試行錯誤の連続でした。
その間ずっとIRコンサルを受けていた
バリュークリエイトの佐藤さんと私の
対談記事がWSJ日本版に出ています
。
最初は、株価を上げたい一心で
佐藤さんに相談していたのですが、
私が結論的に理解したことは
IRの量を増やしても株価は上がらない。だけど、
IRを諦めたら市場に見放されて終わり。
ということでした。
今回の対談取材中でも話したのですが、
佐藤さんに教えられたことの中で
最も印象的だったのは、
「IRは実態と比べて株価が低すぎるときと、
高すぎるとき、量を増やして強化すべき」
適切な株価であれば適切なIRの量で
よいのです。
また、IRのプレゼンは、
自社の魅力を伝えることは大切です。
しかしそれは、
自社を魅力的に伝えることではありません。
魅力的に伝えようとすると
話を盛ってしまい、
嘘が混じるからです。
市場との信頼関係の構築には
とても長い時間が掛かりますが、
失うのは一瞬です。
IR活動が身近ではない人も多いと
思いますが、個人に置き換えて、
大事な人との信頼関係においても
同様に大切なことだと思います。
ご興味のある方は対談記事の4ページ目をどうぞ。
http://jp.wsj.com/sp/ad/valuecreate/ca/04.html