先日、講演をした際に学生から質問があったのですが、

「サイバーエージェントが新卒のような若者を抜擢して

起用するのは何故ですか?」

その時もこう答えました。

「本当は年齢は関係ありません。この業界では
【ハングリーさ、スピード、柔軟性】などの重要度が高く、
それらを重視したら、結果的に若手が多いだけです」

これには普通は最も重要すべき【経験】が不足している

ことに目を瞑っても、という意味が含まれていますが、

逆に、経験が十分な人が上記のような素養があれば

最高です。

3つ前の記事では自分の引退条件にも挙げた、
ハングリーさ、スピード、柔軟性


次々に新しい分野が生まれ、新しいサービスが登場し、

これまでの概念を覆すような変化が起きるこの業界で、

私も足が止まったら引退を覚悟すべきだと思ってます。

いま足元のネット業界の変化はここ数年の中でも

最も速いと思います。
twitterやFacebookなどは当然ですが、

新コンセプトのソーシャル、スマホのアプリ、

タブレット端末、ガラケーの新サービスにいたるまで、

ちょっと面倒くさがるとあっという間に浦島太郎です

私もガラケーにiphoneにアンドロイド端末にタブレットを使い、

tappiにinstagramにカカオトークにpathにと書き込み、

さらにガラケーのゲームまでカチャカチャやってますが、

正直新しいのを覚えるのが面倒になることもあります。

経験豊富な年長者は、大企業の経営者を見ていても

新しいものを面倒くさいと思うところがネットビジネスに

おいては最大のネックではないでしょうか。
パソコンを使うところから放棄してしまった人も結構

多いです。

しかし、意外にもネット業界に長く居る人も、

途中でついていくのを止めてしまう人も多く、

結果的に若手がチャンスを得ていることもあります。

ネットビジネスをやる人は、意識して【新しもの好き】に
なるしかないですね。