先日副社長に昇進した 日高が自分の部署あてに

日報メールを書き始めたと知り、こっそり入手しました。
(部署の社員に転送してもらいました)

その日報の中で、彼の分掌である
ソーシャルアプリ事業が成功した理由として
情報」と「ノウハウ共有」と「切磋琢磨

の3つを挙げて、それに
一番大きな役割を果たしているのが日報
であるとしている。

「日報」という、

全然ワクワクしない単語の響きからは

想像できないほど大きな功績を果たしている

ようですが、私も同意見です。

日高は全ての社員の日報メールに目を通している

ようですが、私もかなりの社員の日報を気になって

読んでいます。


困っていること、上手くいったこと、競合情報など、
自分の仕事を共有する機会として、

自省するきっかけとして、

スピーチのように自分の考えをまとめる機会として、
自分の成長させる機会としても、

日報を書いて皆に送ることは、
大変意味のあることだと思います。


当社では、日報を書いて部署のメールリストに

送ることを奨励してますが、強制はしてません

だから、

ずっと書き続ける人もいれば、
書くのを辞めてしまう人もいれば、

週に1度だけ書く人も

急に思いついたように不定期に書く人もいます。
フォーマットも決まっていなくてバラバラです。
一日の仕事内容だけ書いて送る人もいれば、

心の中で感じた内面を書いている人もいます。
皆に読んでもらおうと、

社内の面白い出来事を書いたり、

ネット業界のニュースを書いたりと
文面を工夫する人もいれば、
無機質な人もいます。


当社の営業部門では、毎月「ベストピ賞」
というのがあって、
その月に一番良かったトピックスメールを

書いた人が表彰されます。
以前ブログに書いた のですが、
「時間をかけてHTMLメールを作成し、
受注した人を祝うことを奨励するよ」という、

賞の設定自体が経営からのメッセージです。



それと同様、日報メールも
面白かったり、意味深かったり、良い刺激になるものを

奨励するという意味で、表彰したら

もっと書く人が増えて、

もっと文章に力を入れるひとが増えると思います。

ネーミングは芥川賞みたいな文学賞的なイメージで、
日報大賞」でいこうかなと考えてます。