週末読んでた「おれはキャプテン」。
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突然キャプテンに任命された中学生の主人公が、

チームを打撃練習しかしない方針にします。

はじめの試合は17対16で勝利。

守備練習してないのでエラーが多くて
失点が多いのですが、

それでも徹底して打撃を強化していきます。

そして打撃の強いチームとして強豪になり、

ふと気がつけば、いつの間にか守備のほうも
うまくなっていた
という・・

そんな話があったのですが、この中学生の
キャプテンの戦略から学ぶべきと思いました。


会社組織においても
強みを見つけて伸ばすことができれば、
組織に自信がつき、
やがてそれが誇りとなり、

気がつくと、弱点は皆がカバーしていきます。

多くの人は褒められると自然と弱点をなんとか
したくなる
からだと思います。

弱みを先に克服しようという発想は、
困難が多い割には、「労多くして益少なし」

で、顧客に対するプロ意識も足りません。


個人のキャリアにも同じことがいえますが、
「営業が苦手なので克服したいのです」
「技術が苦手なので身につけたい」

と言って配属を考える人がたまにいますが、
時間が掛かる割には、見合った成果は
得られないと思います。

得意分野を伸ばしていったほうが早いし、

成果も挙がり、結果的には苦手も克服

されているかも知れません。

ベンチャーだったり新人だったりで
明確な強みが未だ無い場合なら、
強みになりそうなこと
を見つけて伸ばしていくという発想が
大切だと思います。

弱みを一旦完全に無視して、

強みを見つけて一点突破で伸ばしていく、

上述のキャプテンの戦略は有効です。

弱みを克服することに悪戦苦闘している
人がいたら、
「自分の強み」か「強みになりそうなこと」

を探して、徹底的に伸ばすことを
検討してみてほしいと思います。