明日から箱根で行われるあした会議では

ほぼ間違いなく幾つかの新規事業実施の決定と

抜擢人事が決まることが予想されます。


2006年からスタートした あした会議は、
これまで

株式会社サイバー・バズ(バズマーケティング)

株式会社CAテクノロジー(SEOコンサル)
株式会社サイバーX(モバイル関連事業)

株式会社TMN(タレントメディア事業)
株式会社サムザップ(アプリ開発)

ほか社内事業も合わせて数々の優良事業を

産み出してきました。

若い人材から新規事業を期待する事業プラン
コンテストに頼るのではなく、ベテランこそ案を
出すべき。
それもほかの仕事の邪魔がなく
締め切りのある場で
と、1泊2日で私を含めた
役員のアイデアの対戦方式で 行ってきた合宿です。

しかし、結果的にみれば過去の実施に至った
事業はほぼ全て(サイバーバズを除く)が
私のチームのアイデアです。

会社のあしたをつくり、人事含め社員の運命を
左右するのに、他の役員と審査するメンバーの
真剣味の足りなさを、

前回開催では厳しく叱ったら、会場がシーンと

なってしまったという寒い経験もしました。

それ以来、開催方法を迷っていたのですが、

今回私は審査員側にまわり、役員7名での競争形式
にて開催することに決めました。

ただし今回、ビジネスプランコンテストや研修とは全く違い、
リアルな役員会の最終決議に近い形で行うつもりです。

審査ではなく決議のつもりで臨みます。


ちなみに過去に役員が出した良いアイデアにも関わらず
実施に至らない
、よくあるパターンを明記しておくと、

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情熱を持ってやりたい人材がいれば、やるべきアイデア
だがその人が見つからない。

※それが見つかればGOということもある。サムザップは

日高が覚悟を決めてやると言ったことが決定要因だった

情熱を持ちやりたい人材はいるが、今のポジションが

重要過ぎて異動できない。
※その人の後釜プランも用意して、既存事業も成長角度が

変わらないのであるなら可能性があります

やりたいという人材がいて異動も可能だけど、
とても任せられるレベルでない。

※補完関係が築けるチームビルドができれば可能性が

あります。

技術者など、その時点で社内で余裕が少ない
人的経営資源を多く必要とする事業である。

※過去の実施に至った新規事業に代理店サイドが多いのは
エンジニア人材の
不足からです。

技術者の体制強化など当社の全体として強化したい

面にも繋がるが、体制から作っていては間に合わない。
※それでも間に合うなら体制強化から始めてもOKです。

何人か人材を異動させれば実現可能だが、今その人材
たちが挙げて
いる業績よりも小規模な事業である。
※既存事業で挙げている成果を上回る規模に成長する

可能性が高いなら決断することもある

その事業をはじめることで顧客企業や主要取引先を

敵にまわすことになる。

敵に回してまでやるほどの事業ではない。

※それでもやるべきほどの事業なら決断することもある

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こうして並べてもわかるとおり、結局、組織と人材の
問題解決
なしには最終的に実施に至りません。
いくらアイデアがよくても、それが現実です。

明日は箱根で、往路と復路の合計得点で役員の

優勝から7位(最下位)までが決まります。

採点は私がやりますが、役員会の最終決議のつもりで

行います。


10点 絶対やるべきよく気がついた!文句なく素晴らしい!
9点  絶対やるべきで、規模感もあり、成功する確率高い。
8点  絶対やるべき素晴らしいアイデアで、規模感もある。
7点  実施すべきで、かなり良いアイデア

6点  実施すべき、なかなか良いアイデア

5点  実施するが、そんなに大きな話ではない
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4点  実施には至らないが惜しいアイデア

3点  このままでは実施できないが良いアイデア
2点  やれたら良いけど現実味薄い
1点  参考にはなりました。
0点  お話にならない!


5点以上は事実上、ほぼ決定させるつもりです。
スケジュールと運営方法は以下のとおり。


1日目(往路)
開始直後に用意した各チームアイデア2案(4案中)を
プレゼンし、仮得点をつけます。

その後各チームの案をブラッシュアップさせる際に

私は各テーブルを廻り、実施に至るためのブレストに
参加し一緒に智恵を絞ります

1日目の終わりに再度ブラッシュアップした案を

プレゼンし、本得点がつき往路の順位が決まります。

2日目(復路)

1日目と同様、残り2案を

仮得点→ブラッシュアップ→本得点

と繰り返し、復路の順位が決まります。

そして、総合優勝から順位が決まるという。。


各チームはいつものように役員間でのドラフト会議で

決まりました。

☆西條 晋一
名村 卓
堂前 紀郎
海老原 秀幸

☆日高 祐介

渡辺 健太郎
内藤 貴仁
長瀬 重慶

☆中山 豪

小池 政秀
宮崎 聡
古賀 早希子

☆宇佐美 進典
藤井 琢倫
道村 弥生
大辻 純平

☆高村 彰典

石井 洋之
木下 慎也
高橋 佑介

☆岡本 保朗

田島 聡一
山本 太郎
小柳津 林太郎


☆曽山 哲人

武石 幸之助
二宮 功太
山崎 ひとみ


各役員が自分のチームに足りないところを補う人選を
したので優秀なひとから順に選ばれた訳ではない
ですが、役員会の決議に等しい真剣な場に立ち会う
ことは良い経験になると思います。

私も新規事業漬けだったこの夏 の総仕上げの
つもりで臨みます。


明日はtwitterで一部、実況中継をしていく予定です↓

http://twitter.com/susumu_fujita