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2000年3月24日に当社(4751)は東証マザーズに上場し、

ちょうど今日で10年経ちました。

上場した初日、主幹事証券会社の年配の役員の方が、

「いやー、ほんと株ってのは解らないね~」

と仰っていたのですが、こんなに長く証券業界で専門家として
仕事をしている人でも解らないものなのかと驚きました。


あれから10年。
10年チャートで見ると、株価の推移はこのようになります↓


渋谷ではたらく社長のアメブロ


ネットバブルとその崩壊があったり、ヒルズ族が注目を集めたり

ライブドア事件があったり、サブプライムショックがあったり

株価は地合いにも左右されてきましたが、
業績のほうは概ね一貫して右肩上がりの成長を続けています。

でも結局、株価がどうなるかなんて誰にも分からない

そう痛感した10年でした。

これから先も予想もつかないようなことが色々あると思います。


それでも上場企業の経営者は株価が騰がっていけば
何をしていても賞賛され、暴落すれば何をやっても叩かれる、
そんな緊張感の中で仕事をしています。


社長として当然株価が気になりますが、

好業績を発表しているのに何故か株価が下がったり、

業績予想が一人歩きし過度に期待され過度に落胆されてしまったり、

意外なことがネガティブサプライズとして受け止められたり、

好材料を発表しワクワクして株価を見ると無反応でシーンとしてたり、

短期的な株価対策のための経営判断を強要してくる株主がいたり、
先行投資期間の長い新規事業を4半期毎の決算で赤字を
繰り返し発表しながら立ち上げるのは至難の業です。



気まぐれな株式市場に振り回されていた時期もありますが、
10年やればもう慣れました。

今後も短期的な株式市場の動向に左右されることなく、正しくIR活動を行い、
ひたすら企業価値を高めるべく邁進して参りたいと思います。