人事担当役員の曽山が、マネージャーの
「目標設定力」についてブログを書いてます
。
確かに仕事がデキるマネージャーは、
自分自身が明確な目標を持ち、
コミット力があります。
しかし、更に優秀なマネージャーは
自分のメンバーに、目標を設定させる能力にも
長けていると思います。
右へ左へぶれていたり、
優先順位を間違えたり、
バランスを欠いていたり、
決断力がなかったり、
そういう人は一見仕事ができなそうですが、
実は軸となる目標がセットできてないだけ、
というケースが多いです。
マネジメントからの視点で見たとき、
メンバーに明確な目標をセットさせることに成功すれば、
彼(彼女)のパフォーマンスは格段に上がります。
メンバーと向き合って、
(彼は、どんな目標なら達成意欲が沸くか)
(彼女は、何に興味があってやる気を出すか)
(頑張れば、達成可能なぎりぎりラインはどの辺か)
目標設定はマネジメントのセンスも問われるところです。
「今月、個人の月間MVPを獲る」
「部署の過去最高をみんなで達成する」
「○○の新サービスを必ずヒットさせる」
「今月はミス、ゼロ件を目指す」
など、
短期的な目標でも軸になるなら全然OKですが、
人によって響く目標は様々で、なかなか難しいです。
私も自分のメンバーが、
何に対して興味を持っているか見抜き切れず
目標付けに迷っているケースを常に抱えてます。
メンバーに燃える目標をセットさせることに
成功すれば、マネジメントの仕事は大きな進捗です。
目標をセットさせることを忘れて、
日々メンバーのお世話に翻弄されてるマージャーは、
一度、「目標決め」に時間を費やすと
メンバーの潜在能力が引き出せると思います。