昨日、ミュージカル「ザ・ヒットパレード」を観てきました。
起業家の大先輩、渡辺プロダクションの創業者
の物語です。
「会社が大きくなりすぎた、自分はもう辞めたい」
と創業仲間に告げられたとき、
「もう十分がんばりました。引退したい」
とザ・ピーナッツに告げられたとき、
涙が出ました。
会社を通じて何かを成し遂げようとするとき
避けては通れないジレンマ。
昔の仲間を大切にしているだけでは組織は
大きくなれないし、
自分の好きな音楽(JAZZ)に拘っていては
会社が時代に取り残されてしまう。
苦楽を共にした仲間が離れていき、通り過ぎていくのは
創業者にとって、とても辛いことです。
でも辛くても悲しくても、それ以上の使命を負っていれば
前進以外の選択枝はありません。
「思い出を抱いて生きるのは、まだ早すぎるわ」
というミサさん(奥様)の言葉が心に残りました。