大阪帰りの飛行機で読んだ小説、
『月曜の朝、ぼくたちは』
大学のゼミの仲間たちが20代後半になって再会する。
みな自分の近況を報告し合い、友人と比べてしまう。
信用金庫から人材派遣会社に転職して営業マネージャー
になるも、降格危機の人。
就職もしないで、「起業する」と夢ばっかり言っている人。
女性の職場環境改善を上司に提案したら閑職へ飛ばされ、
最後の望みと社長に手紙を書いたら更なる罰則を受ける・・
そしてそれをきっかけに、気の進まないプロポーズを
受けることに。
ビジネス本ではなく、青春小説。
でも、人気ビジネス誌の編集者がペンネームで書いている
だけあって話が等身大でリアルでした。
自分も学生時代の友達と再会すると、なんとなく
ぎくしゃくする感じを思い出した。
学生のときは皆だいたい同じ環境に置かれてるから
友達になりやすいけど、社会人になると難しいなぁ・・
と、しみじみ思いました。
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