午前中、2007年度の本決算説明会を行いました。
サイバーエージェントの10期目は、
売上高 760億円
営業利益 55億円
経常利益 51億円
最終利益 20億円
という結果になりました。
お陰さまで2007年度も増収増益を達成できました。
皆様、ありがとうございます。
(創業来の推移↑)
この時期、決算のブログに書くのは毎年恒例に
なってきました。
ようやく黒字化した2004年。
http://ameblo.jp/shibuya/entry-10000179454.html
他社の好調に焦っていた2005年。
http://ameblo.jp/shibuya/entry-10006126477.html
数字構成に満足できなかった2006年。
http://shibuya.ameblo.jp/shibuya/entry-10019545695.html
そして今年。
毎年会社が着実に成長しているのは確かなのに、
満足なんてなかなかないですね。
決算説明会も、この数字を達成するために頑張って
きたのに、「晴れ舞台」というような雰囲気では全然ないです。
来期は久しぶりに減益予想を発表しました。
(営業利益で20億円)
増収率も弱く、減益すると、
「サイバーエージェントの事業も苦しくなったかな・・?」
という印象を持たれるかも知れません。
しかしそれは違います。
前の期はmixi株式の売却益があり、新しい期は
無くなるので減益です。
それを除けば、他の事業は順調に拡大または
回復してきています。
来期の減益は一時的なもので、我々は
現在の事業構成の延長線上で、無理なM&Aに頼らずとも
今後も大きな成長を遂げることができると考えています。
グループの大半の事業が上向きであり、
今後の成長分野への投資も十分に行っています。
経営に悩みは尽きないですが、今抱えている問題は
当社の歴史の中でもかなり少ないほう。
今週末の3ヶ月に一度の役員合宿では、精査すべき
不振事業がほとんどなく「議題」に困っているくらいです。
来期の減益予想は、これまでもIR活動を通じて
積極的に開示してきたつもりですが、
念のためブログにも書かせて頂きました。
これからも21世紀を代表する会社を目指して、
元気に突き進んで参る所存でございます。