vintege

日経を読んでる人にはお馴染み、産業天気図。

インターネット業界は、もうずっと晴れっぱなしです。


先日面接に来た学生が話していた。

「『華麗なる一族』の影響で、ぼくの周り、鉄鋼志望が

増えてるんですよ」

「・・そうなんだ。そんなんでいいんだ」・・・


企業の就職人気は、その年の業績の好不調、不祥事、
CMやドラマにまで左右されて、毎年変わる。

去年の人気企業が今年は見る影も無いというのも

よくある話。


採用する企業側から見れば、新卒採用はワインの
ヴィンテージのよう。

天候(産業天気)に恵まれ、良い人材がたくさん
採用できる年もある。

「99年は、ネットバブルで優秀な人材がたくさん確保できたね」
とか、

天候は悪かったけど、類稀なたくましい人材を輩出

できる年もある。

「00年は、バブル崩壊で全体厳しかったけど、耐え抜いた

人材は傑出してるよ」
とか、

年を経て、大切に育てていけば熟成してきていい味を
出してくる年代もある。

「02年は、最初目立たなかったけど最近台頭してきたね」
とか。



会社社会を生きる人たちは年度でも、世代間でも、
全然平等ではない。

自分達の世代が置かれている環境を理解した上で、
それをなんとかしていくしかないと思います。

私は創業当初にも、そんなことを書いてました。
http://www.cyberagent.co.jp/company/ceo/1998/0926.html



ところで最近、漫画「神の雫」の影響で、ワインのヴィンテージに

はまってます。

神の雫 1 (1)/キモト シュウ
¥550
Amazon.co.jp


ワインの生産者や畑、ヴィンテージなどを
知ってから飲むと普段の倍くらい美味いです。

まだたいして詳しくないですけどね。