楽天がプロ野球参入を表明して2年。
同じインターネット新興企業の立場から言わせてもらえば、
結果として凄まじい投資パフォーマンスを挙げたと感じてます。
インターネットサービスを展開するネット企業にとって、
知名度、信頼感は、企業価値を創造する上でもっとも重要な要素。
知名度はアクセス数につながり、信頼感は有象無象のネット上の
サイトとの差別化になるからです。
黒字経営が難しいといわれたプロ野球の球団経営。
我々のような新興インターネット企業から見れば、多少の赤字は、
広告費と割り切ることもできると思っていた。
ところが・・・
楽天野球団は、楽天の知名度と信頼感を高めただけでなく、
球団自体が初年度から黒字化を達成してしまった。
楽天野球団社長の島田亨氏は元インテリジェンス副社長。
実は私の元上司だった人物です。
その島田社長がアメーバブックスから本を出版しました。
- 島田 亨
- 本質眼ー楽天イーグルス、黒字化への軌跡
「なんで、島田さんが球団経営???」
最初に楽天野球団の社長になる話を聞いたとき、
耳を疑った。
でもこの本を読んで納得。
球団経営の話だけでなく、
最初から社長ではなはく起業した人の人生、
他業種を渡り歩く経営者のキャリアとしても興味深い。
また、若かりし頃一緒に起業した、当時インテリジェンス社長の
宇野社長(USEN)とのエピソードも面白いです。
来週金曜日に出版記念講演も行われます。
http://www.amebabooks.co.jp/articles/shimada/index.html
今月は、アメーバブックスのブログ本シリーズも3冊発売になりました。
- 中川 はるか
- はるかりんー僕が彼女の彼女になるとき
- 笹川 勇
- おしぼりを上手に使うサラリーマン
- 織田 うさこ
- きらきら研修医
3冊とも作者はアメブロのブロガーさんです!