相変わらず、日々新卒の面接が続いていますが・・
慣れてきて、学生に会うのが楽しくなってきました。
先日面接にきた学生。
最後に、
「何か質問はありますか?」
と聞くと、
「あの、昔、凄い営業マンだったって聞いたんですが・・」
「いやいや、たいしたことないよ」
「でも、目の前に置かれたコップを売ったことがあるって」
「それは、うちに来ていた営業マンのエピソードです」
「じゃあ、そこに置いてあるペンを僕に売ってみてください!」
「・・・・・・・・・・・・・・・。」
無理なんですけど。
「手を使わずにペンを宙に浮かべてみてください」
と言われたような気分でした。
私は前職、営業をしていました。
そのことについての取材もよく受けるので、油断していると、
”伝説の営業マン”だった、
なんて、話が大きくなりやすい。
営業時代、私は一生懸命頑張って成果も挙げて
いました。
でも伝説にされるほどの話ではありません。
事業が成功してくると、何か人との違いを探したくなるんですね。
でもあいにく、普通なので。
営業をやっていたのは、新卒入社の会社で丸1年。
アルバイト時代の2年半を足しても、合計3年半です。
圧倒的に、経営者としてのキャリアのほうが長い。
だから自信のあるスキルをひとつあげろと言われれば、
もちろん、”マネジメント”です。
普通ではないとすると、マネジメント。
これにはそれなりに自信がある。
持って生まれた素養というよりは、20代から働きながら身につけたものだ。
これからも日々マネジメントのスキルを磨いてゆきます。