昨日は日経産業フォーラム2006に参加してきました。
「公開企業として心がけていることは?」
とたずねられ、下記のように答えた。
当社は2000年にわずか売上げが4億5千万しかないときに
上場して資金を調達し、5年間で昨年は約430億円。
まさに株式市場に育てられた会社といえる。
だからこそ、いつも株主との対話を大切にし、株式市場を意識して
経営にあたっている。
また、創業間もない会社に上場の門戸を開いてくれた
東証マザーズのおかげでもある。
日本にもメガベンチャーを。
ITのような新しい産業を育てたい。
そんな国策ともいえる日本社会の期待にもこたえたい。
パブリックな会社の経営者として、株主の期待、
日本社会の期待に応えていく責任があると思っている。
上場企業の経営者になると、大きな社会的責任と使命を背負う。
従業員や取引先に対してだけではない。
上場のよい面ばかりを見て、上場を目指す若い経営者には
警鐘を鳴らしたい。
当社もこんな時期だからこそ、
コンプライアンス体制を更に強化。
情報開示も更に強化していきます。
また、足元をすくわれるようなことがないよう、
経営者も従業員も慎重な行動が求められる時期だと思う。
これまで以上に粛々と本来の業務に集中していきます。