先週ワールドビジネスサテライトの取材を受けたときに書いた、
>今の若い人は、夢のある環境を求めていると思います。
>「最近の若者はすぐ辞めるなど、堪え性が無い」
>と言っている経営者の方に関しては、
>「会社が夢のある環境を用意できてないのではないか」
>と意見させていただきました。
コメントやトラックバックを読んでいると、この部分に共感してくれた
人が多く、意外に好評でした。
やはり仕事をするなら夢があるか、自分の会社が好きであるか、
どちらかが無ければ寂しい限りです。
私たちの親の世代に日本的経営が上手く機能していた背景には、
・会社の事業拡大に伴うポストの増加
・日本経済の高度成長を支えている自尊心
・会社に対する強いロイヤリティ(忠誠心)
などといった事情があったはずです。
そんな時代に、嫌なことでも堪えて仕事をして今の地位を築き上げた
経営者が、同じような目線を今の若者に望むのは無理があると思います。
もちろん環境のせいにしていては進歩はないですが、
ニートの若者も辛いと思います。
私も大学生になりたての頃、目標も夢も無く、遊んでばかりの
暇な毎日を過ごしていた時期がありました。
自分の人生の中で、その時期が一番辛かったです。

夢を持てることは幸せなことですね。

私は短いインタビューしか出ないと思いますが、
ワールドビジネスサテライトは本日23時~放映予定です。
「しごと考」というテーマの特集だそうです。
こういうテーマは好きなんです。
面白そう。