前回の記事には厳しいコメントも頂きましたが、
苦言も成長の糧として、真摯に受け止めたいと思います。

もちろん匿名で悪質なコメントもありますので、
場合によっては削除させて頂きます。




頂いている質問にお答えします。



設立間際のベンチャーで取締役をやっている20代の者です。
多くのことで苦労しているのですが、キャッシュフローと役員間の
金銭感覚の違いに苦労しています。
私はキャッシュアウトはなるべく減らすようすべきと考えていますが
そうでないトップとよくもめています。
藤田社長は創業期でどんなことで苦労されましたか?




私は創業当初に投資してくれたUSEN宇野社長から、

「資金の出(キャッシュアウト)さえ、しっかり管理できていれば
会社がつぶれることはない」

と、アドバイスを頂きました。


それを聞いて、ある程度資金に余裕が出るまで支払いに
関しては、小さな額でもすべて私が決済していました。

創業数ヶ月めに、資金繰りが厳しくて電気や水道など
以外はすべて支払いを延期させた苦しい時もありました。


ただ、創業時に保有している僅かなキャッシュフローを
基準に事業を考えればスピードが遅れて立ち上がらない
可能性すらあります。

経営チームはアグレッシブな人と、コンサバティブな人とが
両方揃っているか、社長が2重人格的に両方の要素を兼ね備えて
いる必要があるかも知れません。