今日は朝早く起きて大阪に行き、講演。

すぐに東京に帰ってきて、お台場のビッグサイトで講演。

なかなか風邪が完治しなくて、声が出なかったけど、
なんとか1時間づつ話した。

両方とも、就職イベントだった。


来年に本格化する採用活動で、当社も100名以上の
新卒を採用する。

優秀な人材に会うためなら、採用活動には
十分な時間と労力を費やすつもりだ。

でも今日はほとんど丸一日、講演だけでつぶれてしまった。

それは残念だが、おかげで移動中に本が読めた。



今日読んだ本は、「バフェットからの手紙」

だいぶ前に出版された本だけど、すごく面白かった。

バフェットが経営するパークシャー・ハサウェイ社の
株主に送っていた手紙が掲載されている。

内容は、株主に対する究極のディスクロジャー(情報開示)と
アカウンタビリティ(説明責任)だ。

私も上場企業の経営者として、過去に株主との対話に
悪戦苦闘した経験がある。

バフェットのように複雑で矛盾を孕む経営の難題に対し、
ズバリと解りやすく経営方針を説明しきれなかった。

やはり経験と知識が成せる業だろう。

今の私にとって、非常に参考になる内容だった。


訳者が書いた最初の序章は、長くて退屈だった。

私は、プロローグから読むのがお勧めです。





著者: ローレンス A カニンガム, 増沢 浩一, Lawrence A. Cunningham
タイトル: バフェットからの手紙 - 「経営者」「起業家」「就職希望者」のバイブル