わたら瀬店長のブログ
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長月深酔

日夜の長さが等しくなる
秋分も越え
暑さは残るものの、季節が移ろう気配を涼やかな風に感じ始める頃になりました
陰暦で"長月"
この日を境に夜は伸びて月が冴えて参ります

稲穂が実りゆくにつれ
各所で神社祭祀が開催され
大都会ながら御輿の賑わいが見られると
ああ、これが日本の原風景なのだなと、、

日々の仕事に追われて多忙になる程、
ふと落ち葉のひとひらでも眉前に舞えば
その一時 季節に触れてみるのも
乙なものではないでしょうか

秋は様々な食材が豊かになっていく季節です
魚は旨が乗り、厨房に立ち込める出汁の香りで
なんとも温かい空気に包まれます

この秋
月を見上げ
わたら瀬で一献🍺

わたら瀬店長//

酷暑お見舞い

蝉の声が沁み入る季節になりました

満を持しての関東甲信越
梅雨明け宣言

連日猛暑日を記録し
やれ今日は何℃明日は何℃だと

これもまた日本の夏

日を追って収まってくれば
暑さもまた懐かしく、侘しく

縁側で風鈴を鳴らし
鉢に金魚を流し
線香花火の火玉を落とし
涼をとる風情も今のうちなのであります

我々に宿す惜夏の情は思えば"夏休み"に
紐づいているのかも知れません

今学校で始まったばかりのそれは
宿題の期限へと秒針が進むにつれ
名残惜しさもまたひとしお
青い夏の日々はその甘美な記憶と共に
薄れ行く陽炎の如く

皆様 暑中お見舞い申し上げます

安心してください
あいてますよ
わたら瀬は

お盆期間も通常営業いたします

//わたら瀬店長

蝶の羽ばたき

幾度か訪れる

人生の二股の分岐点。

あの時もう一つの道を選択していれば

また別の物語があったのかもしれない、、

と思ったことはないでしょうか?

しかしそれは今まで一本に見えた道が

実はそうでは無い訳で、、

朝起きて淹れたコーヒーを飲むか飲まないか

きっとそれだけでその1日は違うものになる。

小さな蝶の羽ばたきで起きた振動が

遠くの国の気象に影響を及ぼすかもしれない

バタフライ効果と呼ばれる因果、

例えば大きな決断を迫られた時

それは何も大きなことではなくて

一分 一秒 一生

人間は鼓動を打つ度に

何かしらの選択を行なっていて

その連続がそこに辿り着かせた訳です。

今朝起きて食べるものも

選ぶ靴も

交わす言葉も

記憶に残らないような

"小さな日常"

が一生を象る。

さて

今日は誰と飲むか

どこで飲むか

わたら瀬で呑むか




//わたら瀬 店長








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