中庸を追うという思考停止。 | 【SHIBUYA-TIGER】

社長のブログにて、あらためて気づいたことをメモする記事。


思考停止について。



多数決や意見の集約で中庸を追うことも、思考停止状態だ。


何かサービスや企画を考えるにあたって、さまざまな意見を集約し、いいとこどりをするというプロセスに埋没してしまいそうになることがよくある。


この作業には、なんと強い安心感があることだろう!



様々な要素からいいとこだけを取り入れて、サービスに取り入れていく。いいものは何でも足す。何も捨てない。という安心感。


しかし、それで実現できるのはおおむね、中庸と言うより、凡庸、または際立った特徴を伝えづらい雑然としたサービスでしかない。


何かをやるにあたって、
いろいろな人の意見を聞くこと、
いろいろな他サービスを参考にすること、
というのはもちろんとても重要で、学びの多いことだが、


事業責任者は意思を持って、いろいろな学びを得ながらも、それを必要に応じて切り捨て、むしろサービスにエッジをつくり、それを磨き上げなければいけない。


そう、イカセンターのように!



いろいろな学びを得ることは大事だが、決して、いいとこどりや中庸であってはいけない。


ということを、自省も含め、感じたことを書き記した次第です。