いろんな人から言われて分かってはいたのですが


徐々にブログの更新頻度が下がっています。


10月16エントリー


11月8エントリー


12月に至っては16日でまだ3エントリーです。


このままでは11月の実績を下回る「ラップ」です



「ラップ」というのはサイバー社内用語で


「進捗」の意味です。


「今月予算1億に対して、営業日数あと半分で3000万なので


ラップが遅れています」


という使い方をします。



「ラップ」は社内用語の中でも、かなり息の長い単語です。


「ラップ」がもともと出来た経緯を思い出しながら推測すると



上場前、当社は今よりも個人的な営業色の強い会社でクライアント数も少なく、


月末に数字がすべて集中するような傾向にありました。


末日に受注の80%が決まってしまうような月もありました。



しかし


上場して、四半期開示と業績予想が必要となりました。


月末に数字が集中して事業数も増えたので


各事業の趨勢を読みづらくなって


全体の把握も難しくなっていました。



管理業務も月末だけに集中するデメリットもあります。


そんな中、過去の数字の進捗と対比して


予算から割り戻して、月末、期末の数字を読みやすくするために


発明されたのがラップです。


月中、期中での数字予測についての対話を可能にしました。



発案者は経営管理担当役員の中山氏 で、


自分の開発したラップを使って予算進捗会議で


事業責任者にぐいぐい詰め寄っていきます。


「ラップ遅いですね、どうやって数字作るんですか?」


傾向値がないと


「月末に何とかなります。。」


というのは通用しなくってしまいました。

グループの数値が予測できるようになって会社が一歩進化したのには


「ラップ」の発明がその第一歩だったので功績は大きいと思います。



ただ、ラップの弊害は


万能だと思ってプライベートにも適用させようとする人が時々いることです。


「32歳で結婚するとすると、今30歳で彼女を作って、来年婚約して。。。。」


と相手不在でラップだけ管理をしてる もいます。



当の中山氏は昔、人の心を手に入れようとして


週に5本の恋愛ビデオを見ようと決めて、そのラップを一生懸命追っていました。


悲しき企業戦士達です。。



その他にも数値管理だけでも当社の社内言語はすごい数になると思います。


と、いうことで社内だけで通じる、流行ってる言葉を集める


社内「限」語スクラップブック 作ってみました。


ビジネス用語でなくてもいいので


どうぞ、皆様会社や部署で使われている社内言語教えてください。