数年前に当店でマルイシのエンペラーをお求めいただいたお客様が長野県岐阜県に有る安房峠と平湯峠へ行ってきたというお話を聞いて、私も安房峠は以前から行きたいと思っていたので乗鞍高原から乗鞍を越えて周回コースとして一泊二日で走って来ました。

 

今回は一日目の乗鞍高原から平湯温泉までをご紹介し、次回に安房峠と上高地(釜トンネルを抜けて!)をUPします。

 

車は乗鞍観光センター前の駐車場へ置かせてもらいました。

ここは一般自動車通行禁止の乗鞍エコーライン専用バスの発着所に成っていて、バス利用客用の駐車場に成っています。8月中は満車で自転車利用者が駐車するのはちょっと憚られますが、9月に入っての平日は端の方はガラガラに空いているので駐車しても迷惑に成る事は有りません。

ここの標高は1,454mです。乗鞍エコーラインの終点は標高2,716mなので標高差は1,262m!と、登りごたえは十分です。

ちなみにこのコースは乗鞍ヒルクライム(旧マウンテンサイクリングin乗鞍)と言うヒルクライムレースが開かれている所でも有ります。

 

標高1,800mまでは100m毎にこの標識が有りますが、これより上では見当たりませんでした(私の見落としかもしれませんが)。

スタートして既に300mも登ってきたのに、まだあと900mも登らなければならないのか!という他ではなかなか味わえない感じ。

 

天気さえ良ければ景色は最高です。

 

標高2,226m付近の冷泉小屋

自転車スタンドとベンチが有ります。

 

段々ガスって来ました

晴れていれば最高なのですが

 

這松帯を行く道。運よくガスが晴れて山が見えました。

日本に這松の中を行く道はここ以外に有るのでしょうか?

 

乗鞍岳の稜線を乗り越える乗鞍エコーラインの終点。昼ご飯休憩を取りながら3時間ほどかかりました。

下界は猛暑日なのにここは寒い!

 

岐阜県側の平湯峠へ下る乗鞍スカイライン

豪雨によるがけ崩れのために二年間ほど通行止めでしたが今年の8月20日に復旧開通しました。

 

スカイラインを下りきった所が平湯峠です。標高1,684m。平湯温泉は更に400mほど下ります。

写真手前が高山方面、右が乗鞍方面、左が平湯方面です。

 

若山牧水の歌碑が有りました。

山形の笹谷峠には茂吉の歌碑が有りましたし、歌人は峠好きのようですね。

 

後編に続く