大阪府堺市にあるシマノ自転車博物館を見学してきました。
一階ロビーに飾ってあるダルマ自転車(オーディナリー)
とても綺麗に整備されて有り、乗車用では無くオブジェとして欲しくなりました。
一番最初に展示してある「ドライジーネ」
ペダルが無く足で地面を蹴って進むものなので”自転車”と呼べるかは?ですが、二輪を前後に並べた事に大きな意味が有ります。
この後展示はダルマや”セーフティー”と呼ばれたタイプなどが続きますが写真は端折ります。
その後、近代的な自転車の歴史に意味が有る物が展示されています。
太平洋戦争後に零式戦闘機の材料で三菱重工が作った「十字号」。組立はリベット留めで飛行機の様です。
名前は確認し忘れましたがとても綺麗なロードレーサー
見た瞬間に「これ欲しい!」と思ってしまいました(笑)
1964年東京オリンピック出場車
大宮選手の片倉シルク。作った人と使った人(大宮選手)の気合と言うか迫力が伝わって来る自転車です。
2020(2021年)東京オリンピック出場車
宇都宮ブリッツェン(当時)の増田選手使用車
最初のMTB
部品構成が面白い
最初の電動アシスト
ヤマハ「パス」
こんなのも有りました
ルネエルス
私的にはサドルをあと2~3cm下げて欲しいと思いました。
他にも沢山の展示が有り、それらがすべて綺麗に維持されているのでとても気持ち良く拝見させてもらいました(レストアの構成部品について云々言うのは野暮ってもんです)。
また、自転車の歴史を纏めた映画の上映も有り、内容もとても分かり易く自転車に興味が無い人でも面白く見ることが出来ると思います。
自転車好きは一度見ておいて損は無いと思います。