小径折り畳み車のメンテナンスをご依頼いただきましたが、何故か右側リヤハブナットと右ペダルのみ激しく腐食しています。
この自転車は長らく物置に放置して有ったとの事なので「猫のマーキング」の仕業とか思いましたが獣臭はしないので、ここのみ錆びてしまったこのと原因は不明です。(写真は一度ナットブレーカーを掛けた後の物)
それはともかく何とかナットを外さなければならないのでレンチを掛けて緩めようとしましたが簡単に舐めました(当たり前!)。
こういう時は
これに頼るしか有りません。
しかし、シャフトを痛めないぎりぎりまで押し込んでみましたがナットは割れてくれません。
六辺の内の4辺を押し込んでみましたがナットがシャフトに錆びてくっ付いている為か一向に割れません。
但しよく見るとナットが周方向に膨張しているように見え、シャフトとの間に隙間が見えます。
そこで、浸透潤滑剤を吹き付けてからウォーターポンププライヤーで回した所、緩んでくれました!
ナットは割れませんでしたが目的は果たせたので良しとしましょう。
隣の泥除けステーはネジ部は錆び付いていなかったのでレンチですんなり外れました。