サンプレックスとカンパニョーロの変速機のプーリーについて書いたのでついでにユーレーも少しだけ。

 

ユーレーの変速機のプーリーも取り付けはM6ボルトです。但し上下で仕様が異なります。

上(スプロケに近い側)はネジ又はカシメでプーリーケージに取り付けられているので、特殊な形状をしています。

例;ジュビリー用プーリー

プーリーのネジでプーリーケージに取り付けます。その後、左の長いボルトで本体に締め付けます。

なので下の写真のネットで買える中国製プーリーをM6様に拡径したものは使えません

 

下のプーリー(テンション側)

ユーレーは1980年頃まではベアリング入りの歯形が無いタイプを使っていました。

取付はM6ボルトなのでベアリング無しと歯付(10T)でも良ければ中国製品拡径品が使えます。

ベアリング入りでも厚さは約10mmなので問題ありません。

 

ユーレーも歯付10Tプーリーを使った変速機が有りました。

右歯付プーリー仕様 上チャレンジャー、下エコ

左歯無プーリー仕様 上アルビ(1975年頃品)、下ジュビリー(ジュビリーは1980年以降も歯無しでした)

 

ユーレーのプーリーは割れたと言う話を聞いたことが無いので、代用品は不要かも知れませんが。