ハブダイナモのオートライトが安価に成ってきたために少なくは成っていますが、ダイナモ式のライトは依然として使われています。

このブロックダイナモのトラブルで多いのは、取り付けネジが緩んでタイヤに当たる角度がずれてしまい、タイヤサイドを傷つけてしまう事です。

最安値の自転車はいまだにブロックダイナモのライトです。

 

ハブダイナモ

4~5年くらい前はブロックダイナモ車に対して5,000円増し位だったのですが、現在は+2,000円位から有ります。

 

話はダイナモのトラブルに戻ります。

ダイナモの角度がずれてもタイヤを痛め無い為に、後付けで被せるゴムローラーと言う部品が有ります。

昔は良く見た製品ですが最近は見かけなくなりました。問屋の商品リストを検索した所、ヒットしたので取り寄せて見ました。

 

チョコアイスのピノの様な円錐形状をしています。

入口の直径17mm位。奥行き16mm位。入口の段差深さ5mm位。段差奥の内径は測れないので不明。内側天面にダイナモのローラー取り付けネジを避ける為のΦ10位の窪み有り。

 

で、当店の場合当然旧品のダイナモに使えるかを確認して見ました。

6V6W時代の国産ダイナモ(写真右側二つ)にはめました。

形状的には写真左側の現行品ダイナモのローラーにぴったりはまる物の様です。

 

寸法的にキャップ内側の抜け止め段差とローラーが干渉しますが、ゴムの伸びで全く問題ありません。

緩くもきつくもなく使えそうです。

追記;抜け止めの段差が引っ掛かっていないので、使っているうちに回転力で外れるかもしれません。

 

ただし、形が円錐のピノなのでダイナモの動作が角度が傾くタイプ用だと思います。

フランス製に良く有る支点が回転してタイヤ(リム)に平行に接触するものには向かない様な気がします(使った事は有りませんが、ゴム製品の事なので使える気もします)。