この事故によるけが人はなく、ダイヤの乱れも出ていないということです。
28日午後4時すぎ、つくばみらい市にある「つくばエクスプレス」の基地の構内で、試験中のTX2000系が、決められた停止位置を20メートルほど通り過ぎて基地内の車止めに衝突しました。
この事故で、6両のうち先頭車が脱線しましたが、乗務していた3人の職員にけがはありませんでした。
「つくばエクスプレス」を運行する首都圏新都市鉄道によりますと、この基地では当時、スピードが出ていても決められた位置に自動で停止させる「オーバーランプロテクト」という装置の試験が行われていて、電車の速度は時速25キロ以下だったということです。
事故のあと、安全確認のために「つくばエクスプレス」の全線の運転を見合わせましたが、数分後に再開し、ダイヤに乱れは出ていないということです。
首都圏新都市鉄道は、事故の原因を詳しく調べることにしています。
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NHKニュース