6/10 令和2年6月議会(定例会)はじまる | 渋谷正文(しぶやただふみ) 富良野が大好き!富良野を元気に!

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市民の暮らしに寄り添い、市民の声を聞き、市民の声を実行していく。将来の夢や希望に向かって、行動を起こし、未来(あす)を創ろう!

議会の開会(市政に関する一般質問)をお知らせするポスター掲示のお願いに、議会広報特別委員会のメンバーとして歩きました。空は霞み、真夏のような日射しではなく。それでも真夏日を記録した富良野、噴水を見ているだけで暑さが和らぐような気がしたのでした。

 

本日10日から6月議会(定例会)が開会、23日までの14日間の日程となりました。

市長から行政報告があり、新型コロナウイルス感染症対策を最優先に取り組むため、市政方針で掲げている施策等について遅れることを想定。

宿泊税の条例化の取り組みについては、年度初めから早々に推進する予定でありましたが、関係対象となる宿泊事業者が被害を直接受けており、また、当面する宿泊客確保の事業展開を模索中であること。

新庁舎建設事業についても、市内情勢の見極めが必要な状況にあるため、事業協議を行ってきている国や北海道と時期や期間について、綿密に調整をしながら進める必要があることから、それぞれ予定通りの時期で進むことは難しいと考えていると表明しています。

新型コロナウイルス感染症対策だけでなく、経済や市財政への影響も考慮する必要があります。国や北海道と綿密に調整をするとありますので、非常に繊細な調整内容であるということが読み解けます。

いったん立ち止まり、着工時期は財政状況の好転を見極めた上で決定するという道外の自治体も出てきたようです。

 

 

そして3月議会(定例会)において委員会付託としていた「富良野市 景観条例」の議決を行っています。

富良野らしさの自然環境を守る条例(平成2年)の理念を受け継ぎ、農業と観光の調和のとれた富良野らしい景観形成を図るため、景観法に基づく「富良野市景観計画」「富良野市 景観条例」を策定し、将来にわたって良好な景観形成を図ることを目的としています。

富良野に住むものの思いと、富良野外からの参入者の思いに、食い違いがあることを想定しておかなければなりません。デザインの自由度は活性化にもつながります。一定の自由度があることは認めつつも、強制力はないものの「この一線は堅持する」といった地域の矜持が示される運用となることを望みます。