※3ヶ月前に書きかけて放置していた下書きがあったので、とりあえず投稿しておきます。


今回はいたストで交渉を成功させるポイントについてまとめます。

対人戦ではさまざまなパターンの取引が考えられると思いますが、AI相手の場合は以下のような形でやる必要があります。


1.軒数を釣り合わせる

これは大前提となります。AI相手(AI同士)での交渉では、絶対に軒数が釣り合っている必要があります。

軒数が釣り合っているというのは、お互いに交換後のエリア内の軒数が同じ数になるということです。


例えば以下のような形で成立します。


赤赤青緑/青青赤黄→赤赤赤緑/青青青黄

赤と青の交換です。赤、青が共に2軒エリアから3軒エリアになりました。


赤赤青青/青青赤赤→赤赤赤赤/青青青青

同じく赤と青の交換です。ただし、このケースでは2軒交換です。赤、青が共に独占エリアとなりました。


要するに、

・交渉後のエリア内の軒数が釣り合う。

・その交渉によってお互いにエリア内の軒数が増える。


これらの条件を満たせば、交渉が成立します(正確にはする可能性があります)。


2.エリア全体の軒数が釣り合っている

これは、要するに4軒エリア同士、5軒エリア同士のような形でないと交渉は成立しないということです。

例えば以下の形では交渉が成立しません。


赤赤青緑/青青赤緑黄→赤赤赤緑/青青青緑黄

赤と青の交換です。

一見、赤と青が互いに3軒エリアとなる取引に思えますが、エリア自体の軒数がそれぞれ4軒と5軒であり、一致していません。

AIはこのようなケースでは交渉を拒否します。


ただし、一部のシリーズではこの形で交渉成立することもあります。大半のシリーズでは拒否されます。


3.AIの性格を見極める。

いたストシリーズのAIには、交渉に対する積極性が3段階で設定されており、それによっては上記の条件に当てはまっても交渉を断ることがあります。


a.積極タイプ

主にDSのビアンカ、SPのクラウドなど積極的な部類のBランクが該当します。

このタイプは上記の条件に当てはまりさえすれば絶対に交渉を受けます。

プレイヤーが交渉を仕掛ける分には便利な存在ですが、放っておくとAI同士で相手を助けるような取引をすることも多く、ある意味では厄介な存在です。


無駄に取引で引っ掻き回される前にプレイヤーから交渉をしてしまいたいところですが、その交渉がさらなる交渉のタネにならないよう気をつけましょう。


80〜99株程度での速攻増資を好むキャラはこのタイプに該当しやすいです。


b.消極タイプ

DSのピーチ姫や、増資制限が付いて以降のCランク以下が当てはまります。

このタイプは積極タイプとは逆に、条件に当てはまっていても交渉を拒否します。


ただし、差額である程度得する条件を提示すれば受けてくれます。

必要な額は決まっていません(差額200Gくらいが相場ですが、それより少なくても行ける時もあれば、多くないとダメな時もあります。シリーズにもよる)。

また、消極タイプの側から交渉を持ちかける際は差額0の取引を行います。


余談ですが、多くのシリーズにおいて序盤のステージでAI同士の取引→お流れがしつこく起きるのはこのためです(序盤の敵、すなわち低ランクの敵は消極タイプばかりなのでお互いに拒否する)。


c.バランスタイプ

このタイプにはAランク以上のほとんどと一部のBランクが該当します。

このタイプは両者の間を取った性質を持っており、状況判断をして得な取引と思えば差額0で成立、そうではないと思えば差額で得する場合のみ成立させます。


その判断基準は詳しくわかっていませんが、主にすでにその軒数以上のエリアがすでにあるかどうかで判断しているようです。

例えば、すでに3軒エリアを持っているCPに他のエリアが3軒同士になる交渉を持ち掛けても断られやすいです。

ただし2軒エリア同士となる交渉はこれを無視して成立することも多々あり、よくわかりません。

シリーズにもよるかとは思います。


ただ、どのシリーズでも共通して言える事は、エリアごとの強さ(例えば銀行前は株を購入したり給料を貰ったりするために必ず通るため大体のマップで強い、分岐から遠く避けにくいエリアは強いなど)を理解していないということです。

これを利用すればプレイヤー側が実質的に得する取引ができますので、活用していきましょう。