今年度新規開設科目の1つ、『英語で「道」を語る』です。

 

放送大学に入学して13年目、初めての英語の科目です。外国語科目は必修でしたが、言語の縛りは無かったので、大学に入学する前に習っていた、韓国語で単位を稼いでいたんですね。

 

しかし、エキスパートの必修科目でどうしても…ということになり、履修したわけです。

 

ただ、昔の私と異なり、英語がわからん!!

 

新規開講科目なので、事前に授業の録画ができないため、放送日の翌日以降に録画したものを視聴(本放送が夜9時台なので)しています。もちろん、インターネット配信されていますが、テレビ科目は固まる、固まる…。オープニング15秒で固まりますよ。試しにラジオ科目に切り替えたら、スムーズ。つまり映像があるだけで重くなるんでしょうね。だから、インターネット配信は私にとっては使えないものなんです。平日の日中でこれですから、仮に夫が在宅勤務だとしたら、全く動かなくなると思います。

 

さて、この授業、大橋理枝先生と、東京大学大学院の斎藤兆史先生が担当しているのですが、オープニング映像で、昨年度閉講になった『英語で描いた日本』で使われたものがありました。大橋先生が剣道を、斎藤先生が合気道をなさっています。私は『英語で描いた日本』は履修しなかったのですが、番組は録画していました。

 

本文は斎藤先生がお書きになったのかなと推察します。「道」ってすなわち「禅」に繋がるわけです。ですから、専門用語などが多く出てきます。

 

「道」って何を思い浮かべますか?剣道・柔道・書道・華道・茶道くらいしか、私はぱっと思い浮かびませんでした。授業では剣道・柔道・合気道・弓道をまとめて武道として扱っています。そうだ、相撲も相撲道ですよね?夫は武士道って言いました。そうか、それもありますね。オープニング映像では日舞と思われるものもあり、これは芸道ですね。

 

さて、授業では印刷教材に書かれている本文を一方の講師が読み、和訳をもう一方の講師が読むという流れになっています。本文は画面にも字幕が出るのですが、肝心の和訳に字幕がありません。実はこの授業、字幕放送ではないんです。テレビだけでは無くて、インターネット配信も字幕はありません。ただ、クレームを言うわけでは無いのですが、日本語が聞き取りづらくて。講師が無意識に音を伸ばしたり、専門用語のようなものを言われても、ぱっと文字(特に漢字)が浮かばないんですよ。それで何度も聞き返したり、ネットで語彙を調べたりするんです。やはり禅から来る言葉もあって。もちろん印刷教材に単語の解説があったりもしますが、すべてではありませんから。それに時間を取られるわけです。

 

和訳をWordに入れて、印刷したものを印刷教材の余白に貼り付けています。

 

大学で英語を学ぶっていうよりは、高校までの英語の復習のような気がします。関係代名詞や分詞構文などがいくつも出てきます。ただ、一文一文が長すぎる。関係代名詞や分詞構文の勉強のためなんでしょうけれど、回りくどい表現に思えてしまいました。

 

4/3(土)に第1回、4/9(金)に第2回、4/19(月)に第3回、4/23(金)に第4回、5/4(木)に第5回をやりました。

 

他の教科であれば3課ごとにやっていくのですが、この授業は毎回毎回やるようにしています。実際には中間課題の範囲まで終わっていますが、1/3ずつ進捗報告をします。

 

第1回では「序論」を、第2回では「茶道」でした。実際にお点前をうけていらっしゃいました。私は岡倉天心のジョークがなかなかだなと思いました。

 

第3回では「書道」です。日本書学館での取材で、館長とのインタビューに「誰にでも読めて実生活の中で使える字を書く(用美一致)、筆だけでなく心も合一して筆鋒を動かす(心技両輪)」ということに感銘を受けました。ちなみに、この授業の題字「道」は斎藤先生がお書きになったものです。

 

でも私、子どもの頃は母親が唯一習わせたお稽古が書道でしたが、それは「字は一生書くものだから。下手な字は恥ずかしいから。」というものでした。当時はそれなりに読める字を書けましたが、最近は意識して字を書くことも無く、恥ずかしい限りです。

 

第4回は第1回~第3回までの復習です。本文中の文法や慣用句などを取り上げます。また、第1回~第3回では放送されなかったインタビューの一部を放送して、そのコメントから文法を学びました。

 

第5回は「武道」です。剣道からは山岡鉄舟、柔道からは嘉納治五郎、合気道からは植芝盛平、弓道からは阿波研造を取り上げています。この中で私が知っているのは嘉納治五郎だけです。大河ドラマ「いだてん」を毎週観ていましたし。その影響からか、本文中にもありましたが彼がオリンピック招致に活躍したものの、柔道をオリンピック競技にしたと勝手に思い込んでいましたが、そうではなかったようです。その心はやはり禅の心につながるものなのかなと。あと、人間と文化コースの魚住孝至先生が、スタジオで弓道の形を実践してくださいます。ただスーツでなさっています。

 

科目としては外国語(英語)ですが、どちらかというと、英語を学んでいるというよりは日本文化を学んでいるという感じを受けました。

 

すっかり忘れていましたが、先月受講予定だった東京渋谷学習センターの面接授業と今月受講予定だった東京文京学習センターの面接授業が閉講になりましたが、それぞれ本部まで手続きが済んだ(返金はまだ)ようで、システムWAKABAの履修成績照会画面からこれらの科目名が削除されていました。


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