前回は、放送大学の授業を通して取りたい&取ってみたい資格について書いてみました。

 

今回は、放送大学と若干関連があるものの、外部の資格(前回の「認定心理士」も外部ですが。)について書きたいと思います。

 

一つは「統計検定」。ここのところ統計学についてかなり書いてきたことも影響がありますが、読み解く力=リテラシーが必須だと感じる昨今、自分はどのくらい理解をしているのだろうかと気になり始めました。1年前に面接授業を受けた時に、講師から紹介があったのですが、当時の自分はまだまだ…という気持ちだったし、興味もありませんでした。しかし、いくつもの授業を取り、そのたびに初めからやり直すのですが、うっすらながら少しずつ理解し始めている自分に気づき、いつかは挑戦してみたいと思うようになりました。もちろん、今のレベルでは一番下の4級しか受験できないんだろうなとは思います。内容によっては3級も受験できるかもしれません。上級になれば、仕事にもつけるんだろうなと思います。実際、1級の上には統計調査士や専門統計調査士というのもあるようです。そこまでにはいかなくても、せめて基礎部分である3級は目指すつもりです。

 

もうひとつは、「給与計算実務能力検定試験」。働くには対価が必要であり、それが給与なわけで、その計算方法や法令などを学んで、評価するものです。実は私、高校卒業後、国家公務員になったのですが、担当したのが職員給与計算でした。親の給与明細さえ知らない私が、いきなり500人もの職員の給与計算・賞与計算・年末調整などを担当することになったのです(実際は2人体制)。そのおかげで、年末調整や確定申告のやり方も学べましたし、ずいぶん後に派遣の仕事で社会労務士法人(=社労士法人)の会社で社会保険の仕事をするときに給与計算実務を知っていたことが採用の決め手になった(しかし、社会保険(=公務員のため共済組合といいます。)の担当は他の人だったため、ほとんど保険の知識はありませんでした。むしろ、仕事を始めてから覚えて行った形です。)のです。支給に関しては、各企業で異なるので、控除の部分がしっかり理解しておくことが大事かなと思います。法令に関すること(税金や社会保険料など)は、毎年変わりますからね。

 

では、なぜこの2つを挙げたのでしょうか。アラフィフ専業主婦の私。今のところ生活に不自由はありません。結婚する時も夫は「余程のことがなければ、俺の今の給与で生活できるから(貯金もあるので、万が一失業しても1年近くは贅沢しなければ大丈夫とも。)、働かなくていいよ。」と言ってくれて、それをそのまま受け入れた私。すでに放送大学の学生だったこともあり、仕事と家事と学生の三つどもえは難しいと自分でも感じていましたし、夫もそう思っていたようです。ありがたいです。それに甘えている自分がいます。

 

でも、世の中「一億総活躍社会」とか「女性活躍社会」とか言われて、そのうち配偶者手当や配偶者控除(所得税)がなくなって、夫の給与が下がったら、私も働かなくてはいけないのではないか…という危機感。しかし、「自分ができる(と思われる)仕事」と「自分がやりたい仕事」と「世間が求めている仕事」って、必ずしもイコールで結べない気がするんです。

 

まず、「やりたい仕事」がない。出来ればやらないで済めばよい。仕事を持ったことによって、家事をおろそかにするくらいならば、しないほうが良いと考えてしまいます。

 

そして「できる(と思われる)仕事」が給与計算で、これならばいけると思うんです。実際、今でも派遣会社からはこの時期、年末調整の仕事の依頼が毎年入ってきますから。でも、仮にブランクがあったとしても2年くらいまでを指して、それ以上空いていると経験がないに等しくなります。実際、仕事を辞めてから5年、給与計算実務を離れてからだと8年近くなります。だからこそ、資格が欲しいと思うわけです。

 

また、「世間が求めている仕事」とは医療関係・介護職・保育職・サービス業などが多いと思われますが、多くは資格が必要。それだけではなく、体力も必要なわけで。体力がかなり衰えているうえに、10年近く前に痛めた膝や腰がネックになり、難しいのです。

 

事務職しか知らない私は、事務職しかできません。しかし、その能力を発揮するにはやはり資格が必要かなと思います。学歴も大事だし、実務経験も必要ですが、資格の有無で判断されることも事実です。

 

今すぐに欲しいと思う資格ではありませんし、面接授業にたいてい日程が重なるため、時間のある時に少しずつ勉強する時間を取って、「心理と教育コース」を卒業したら、並行して学べたら良いなと考えています。

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