5年前の話です。
用事で玄関を出た瞬間、ご近所の女性が話しかけてきました。
開口一番、私のカバンを指差して
私のカバン真似したやろっと言われました。
???となりました。
続けて、私、そのカバンと同じの持ってるし、私の見て真似したんちゃう?
はぁ?知らんがな…。
〇〇さんが持ってるの見た事ないから、真似してないけど?
ほんまに?
私、そのブランド好きやから2つ持ってるけど、最近、売ってるの見ないし、どこで買った?私は大丸。気に入ってるからまた欲しくて探してたんや。
このカバンなぁ、ここにポケットがあって…とカバンの説明を始める。
すでにだいぶ使ってるし、説明いらんし
出がけになんやねん
その人は当時70歳、私は47歳でした。
なんなん?真似したとか小学生の会話か
彼女、これが初めてではないんです。
青い服を着てると、それ!私のカラーやん。こないだ着てたし真似して買ったんやろ?って言われたことも。
その鮮やかなブルーのTシャツは何年か前に買ったもので、この間、買ったばかりの彼女の服を見て私の方が真似したんだなと思ったくらいなのに…。
こういうやりとり、何回もあるんです
青い服は他にも何着かあるので、毎回着る時は、それを思い出して躊躇ます
めんどくさいので、それからブルーは極力さけて買わないようにしています。
カバンを指摘された時に話を戻します。
そのカバンはショルダータイプなんですが、
これ、リュックにもできるって知ってる?と。
続けて私のカバンをとると、リュックにする方法を指南します。
その時、頭の中では、なんでふた回り近く離れた人に真似したとか、しょっちゅう言われなあかんのやろ…。どんだけ自意識高いねんと思ってました。
それから5年たち、先日、鞍馬山に登った時でした。その日は、500のペットボトルとお供えのワンカップ大関、その他もろもろがとても重く感じてました。
その時、リュックにしてみよう!と思いました。
どうするんやっけ?とあの日のことを振り返りました。リュックにして登ると、身軽になったようで嘘のように歩きやすい
そのことによる教訓
どんな事にも意味があって、会話もそうだと
ずっと気分の悪い陰の出来事でしたが、陽の記憶に変わりました。
彼女とは、またイライラする会話になると思う。
でも、こういうヒットもあるかもと頭の隅においておこうかなと思った話です