1月31日(水)

 昨日、参議院与野党国対委員長会談が開かれました。

 能登半島地震への対応をしっかり行うことはいうまでもありませんが、今国会では「政治と金」をはじめ多くの課題があります。

 私からは、いわゆる「裏金議員」のリスト化を求めました。まずは実態解明が最優先。

 次に、政倫審の開催。裏金議員は本来自ら進んで政治倫理審査会で弁明すべきであり、しないのなら野党側がその開催を求める申し立てることになります。

 さらに、参議院改革協議会の開催を求めました。参議院の改革を議論する同協議会がストップ状態です。昨年秋の臨時国会でオンラインでの参考人質疑の試行が決まっていたにもかかわらず、実際は開かれないまま今日に至っています。自民参議院の新幹事長も決まったのだから(自民の幹事長が同協議会の座長を務めます)、議論・試行を早急に再開すべきです。

 なおまた、国家基本政策委員会の開会も求めました。もう3年近く開かれておらず、党首討論が行われていません。先の臨時会でも強く要求しましたが、与党の腰が重く実現できませんでした。開かないなら、同委員会は廃止すべきです。税金の無駄遣い。

 自民の石井国対委員長からは、裏金議員の実態解明を進める、参改協の開催に努力することなどの回答がありました。

 今後も様々な場面を通じて、与党側に参議院の運営・改革にあたっての要望・要求をぶつけていきたいと思います。