12月14日(木)

 今月12日に「巧チャンネル」の収録を行いました。

 今回は「党首討論を行わないなら、国会基本政策委員会を廃止せよ!」。

 与野党の党首が1対1で論戦を展開する「党首討論」が、2000年にイギリスのクエスチョンタイムを参考に導入されました。

 ところが、党首討論は年々開催回数が少なくなり、この2年半は開かれていません。

 様々な理由はあるのですが、与党からすれば予算委員会以外に総理が追及する場を作らせたくなくし、また野党からすれば、党首討論は予算委員会と異なって野党党首が逆質問を受けたりするので、結果として予算委員会を優先することになります。

 党首討論、開催するのは国家基本政策委員会ですが、同委員会は予算委員会や決算委員会等と同様国会の常任委員会です。なので、開かなくても委員長には公用車、委員長室、そして委員会の調査スタッフの経費がかかります。

 わが党が調べたところ、開かれなかったこの2年半に要した経費は、衆議院だけでも約3億3000万円。参議院と合わせるとおそらく6億円を上回るものと思われます。

 このように、開かないと税金の無駄遣いとなります。

 このため、我が党は、臨時国会で開催すべく与野党に働きかけてきましたが、残念ながら開催はかないませんでした。

特に、与党第一党の自民の責任は大きい。

 したがって、国家基本政策委員会廃止法案(国会法の一部改正案等)を維新、国民民主、有志の会と共同で衆議院に提出しました。

 詳しくはぜひ「巧チャンネル」をご覧いただきたいと思いますが、このように国会は税金の無駄遣いがいっぱい。

 引き続き維新が先頭に立って国会改革を進めて参ります。