12月1日(金)

 先月29日、参議院本会議が開かれ、今年度補正予算が成立しました。

 維新は、岸田内閣となって初めて補正予算に賛成しました。正直苦渋の選択でした。

 今般の予算は財政法上の緊要性の問題、多額の基金の積み増し、同じく多額の予備費の流用、そして国民負担率上昇の懸念等、確かに懸念すべき点があるのは事実です。

 しかし、経済対策として三位一体の労働市場改革、医療DXの推進、外国人材の活用など、従前の対策よりも構造改革に重点を置いたことを評価しました。

 いずれにせよ、問題点は依然多くありますが、デフレ脱却の転換点となる予算執行になるよう願いつつ、また厳しく注文もつけていきたいと考えています。

(本会議終了、維新控室に挨拶に来られた岸田総理と)