6月9日(金)

 災害対策特別委員会で能登半島群発地震について質問を行いました。

 先月5日、震度6強の地震が能登半島で発生し、大きな被害をもたらしました。

 本日の閣議で、局地激甚災害に指定されましたが、従来の枠を超えた支援が必要と考えます。
 というのも、被害が大きかった珠洲市では、65歳以上の人が占める高齢化率51%、75歳以上の後期高齢者の比率は29%と全国の14.7%を大きく上回っています。

 また、能登では、2020年12月頃から地震が続いており、専門家は群発地震の長期化を予想しています。

 したがって、このような実情を考慮し、被災者生活支援金など現行の支援体制の柔軟な運用の在り方を谷防災担当大臣に質しました。

 加えて、群発地震の監視・観測を強化するとともに原因究明を進めること、さらに、津波対策に活かすためにも、日本海側の津波発生のメカニズムを解明するなど調査研究を推進することを政府に求めました。

 今後も引き続き、能登半島での地震対策や被災者支援に取り組んでいきたいと思います。

       (答弁する谷大臣)