12月23日(金)

 今月の20日、巧チャンネルの収録をしました。

 今回は「日本は積極的防衛能力を持て!」です。

 ご存じのように、今般、国家安全保障戦略、防衛計画の大綱及び中期防衛力整備計画、いわゆる「安保3文書」が改定されました。

 これに先立ち、日本維新の会は、12月7日、国会内で岸田総理に提言を行っています。

 改めて言うまでもなく、ウクライナ侵略におけるハイブリッド戦争や、ミサイル等軍事技術革新に見られるように、戦争の定義と攻撃の手段は根本から変化し続けています。

 攻撃と防御はついになるものであり、防衛も現状変化に呼応する形で定義と手段を変化させていかなければ、国家と国民の安全を守り抜くことはできません。

 こういう観点に立ち、我が党は、他国の侵略を未然に防ぐに足る軍事・非軍事の防衛能力と平和を創造する国際秩序を形成・維持する外交能力の総合力を「積極防衛能力」と定義しています。

 そして、防衛の基本理念である専守防衛は遵守すべきものの、国土や国民の生命に被害が出た後のみ反撃が可能という事を意味するものではない、ということを明確にしました。

 反撃能力保有の最大の目的は、敵対国に対して我が国を侵略することの難しさを知らしめることです。抑止力に繋がらない中途半端な反撃能力の保有は、防衛費を無駄にするだけではなく、安全保障上のリスクを高めることになりかねません。

 とにかく、今の日本に求められるのは、将来世代を二度と戦争の惨禍に遭わせないための強固な抑止力を保持することです。

 上記のことなど、今回の「巧チャンネル」では、3文章改訂にあたっての我が党の基本的な考え方の一部を述べてみました。

 ご興味があれば、どうぞご覧下さい。