8月4日(木)

 アメリカのペロシ下院議長が訪台し、軍事的な緊張が高まっています。

 中国は本日、我が国のEEZ内に5発もの弾道ミサイルを落下させました。

 かねてから指摘してきたように、もし本当に台湾有事が起きればそれは、即日本有事に繋がります。

 したがって、まずは有事が起きないようあらゆる手立てを講じることが必要ですが、もし不幸にして発生した場合には、迅速に対処できるように平素から準備を進めなければなりません。

 しかし、台湾との国交がないこともあり、実際には表立って議論ができない状態にあります。

 こんなことでは、いざという時に国家・国民を守ることはできません。

 このため、安全保障面の取り組みを強化することはもちろんですが、日台交流の窓口の整備、議員交流の活発化、行政レベルの関係強化、台湾の国際機関加盟への支援、日本版「台湾関係法」の制定等、日台の太い絆を構築することが急がれます。

 維新は「維新八朔 2022」において、「日台間の関係強化」に向けての具体策を明示しています。

 これにもとづき、作業が本格的に進むように私自身も努力をしていきたいと思います。