2月12日(金)
森会長が辞任された。
残念の一言です。
ガンと闘いながら、組織委員会のトップとして政界、官界、経済界、そして国内外のスポーツ界と連絡調整しながら、幾度も困難を乗り越え大会の成功に向けてご尽力されてこられました。心から感謝を申し上げ、敬意を表したいと存じます。
道半ばでの退任となりましたが、今日までのご努力ご功績は高く評価されるものと確信しています。
後継が誰になるとしても、これまでの経緯経過をもっとも知っており、バッパ会長等とも深い信頼関係があり、各界に強いパイプのある森会長まったく抜きで事を進めることは不可能です。
引き続き何らかの形で新会長・体制をサポートしてもらうのが、現実的と思います。
なお、ここにきて政府が組織委員会に「人事介入」することには違和感を覚えます。
スポーツライターの二宮清純氏が指摘しているように、公益財団法人に対し政治が簡単に口を出していいものでしょうか。実際これまでは、総理は介入しないと述べてきたわけなので、非常に中途半端だと言われても仕方ありません。
とにかく、いろいろなことを私たちに突きつける辞任劇となりました。
これを機に、様々な課題や問題点を克服して、最後は素晴らしい大会が開催されることを祈るばかりです。