9月22日(日)

 日ロ共同開催の舞台芸術の祭典「シアター・オリンピックス」公演最終日、南砺市利賀の野外劇場で日本側芸術監督の鈴木忠志監督脚本・演出の「世界の果てからこんにちは」を鑑賞しました。

 雨降る中でしたが、人口数百人の山村にある劇場は世界各国からの観客で超満員。そして祭典のフィナーレとあって劇場は大盛り上がり。改めて舞台芸術の素晴らしさを堪能しました。

 鈴木監督曰く「生活の仕方が画一的になりつつある今こそ、舞台芸術のような文化的な事業を通して、民族や地域の共通性と違いを同時に知ることは、人類の未来への共存のための大きな貢献をすることになります。舞台芸術が力強く存在することは、21世紀を生きる人間にはげましを与えることになる」と。まさにその通りだと思いました。