8月27日(火)

 午後から富山市内を挨拶回り。

 

 先日、堺屋太一さんの絶筆となった「三度目の日本、幕末、敗戦、平成を越えて」を読み終えました。

 堺屋さんによれば、日本は今、三回目の大転換期を迎えていると指摘。すなわち、一度目は幕末、二度目は敗戦、そして今回です。

 しかし日本はその都度立ち上がり、一度目は明治の「強い日本」を、二度目は戦後の「豊かな日本」を作り上げました。

 そして今度は、「楽しい日本」を創るべきだと主張しています。そのためには、戦後続いてきた官僚主導を止め、第四次産業革命、つまりAIやロボットなどで人間の思考を深め、楽しみを拡げていくべきと。

 まさに、日本のあるべき未来が描かれていました。

 「楽しい日本」を創るには、これから政治はどうあるべきか、いろいろ考えさせられた一冊です。