午前10時、高岡商工ビルで自民党第三選挙区支部幹事会、同11時より役員総会。総会の開会挨拶で支部長である萩山先生が、「公認調整は支部では議論せず、党本部で」と発言された。このことについて、マスコミ各社から感想を求められたが、以下自分の考えを述べると、第一に、現時点では、あくまでも萩山支部長の個人的見解であるということであり、支部として機関決定したわけではない。

 また、県連には公認申請の手続きを定めた規約があり、まずはそれにしたがって作業を進めることが大事である。つまり、県連を飛び越えて、党本部に申請するというのは、いかがなものか。もし本当に、第三選挙区で決めれなければ、県連を交えて議論するのが順番ではないか。

 さらに、申請があった全員の名前を党本部に上げ、判断を仰ぐとのことであるが、それこそ収拾がつかなくなるのではないか。市連などの推薦が無い人でもいいのか、党員でなくてもいのか、といったような問題が出てくる可能性がある。

 いずれにせよ、民主政治は「手続きの政治」であるから、ルールがなければ策定しなければならないし、あるのなら、それに基づいて議論を進めるべきである。また、今あるルールに不備があるのなら、それを修正するということが必要である。

 とにかく、選考手順・方法を実際どうするか、第三選挙区支部の協議機関たとえば、幹事会などで正式に議論されるべきである。